白河の関 
 
 西行が詠んだ歌からできた謡曲にちなんだ歌枕「遊行柳」これが本当に?というしかない名所というか旧跡というか,だからどうしたのと言うか,そもそも芭蕉の旅自体がこういう観念の産物ということを表している場所。
 
 国道4号線のどこかに白河の関があるのだと漠然と思っていたが,思い違いだと言うことがよく分かった。関所としてあったのは鎌倉時代くらいまでで,芭蕉たちが来たときにはどこだか分からなかったのである。寛政12年(1800年)松平定信が建てたという古関蹟の碑
 
 白河の関が歌われた時代の古歌碑とその説明。能因法師の「都をば霞とともにたちしかど秋風ぞ吹く白河の関」が有名なのだろう。
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