益子と濱田庄司

川崎市の高津で郷土の著名な文化人といえば,今年生誕100年を迎えた岡本太郎(岡本かの子の実家があった)があげられるが,濱田庄司という陶芸家もいたことを最近になって知った。
栃木県の益子に工房を構えて人間国宝になったと言うから知らないでは申し訳ない。震災で被害にあったという話題もあったし,益子に出かけてみたくなった。 ついでにというか,栃木県のその先の方は,日光とは反対側の黒羽とか那須野に近い。というわけで,久々の芭蕉探訪の旅で,1泊2日で白河の関まで行ってみることにした。
 
 益子の町には思った以上にたくさんの窯元があった。はじめに,陶芸メッセという町の城趾後にある美術館で益子の歴史などを見,共販センターで陶器を買い求め,「益子参考館」という濱田庄司の住居や工房や窯だった博物館と,一通り見学した写真は,地震で崩れた登り窯
 
 住居は大きな茅葺き家で,中にに入ると涼しい。濱田庄司が集めたアートに値する民芸品などがいくつも置かれている。濱田庄司スタイル展というのが現在,東京で開催中だった。
 
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