インド 1992年3月25日〜4月1日     行程表

MIZUTAMAツアーも何回目かになり、とうとうインドへということになった。はっきり好き嫌いの分かれる場所といわれるが、確かに物乞いや汚さにストレスを感じる旅だった。それが、インドだと言われればそれまでだが‥‥


アジャンター1 ボンベイを経て、いきなりアジャンターの石窟寺院からスタート。
中に照明はなく、ツアー客からお金を取って懐中電灯で照
らす人がいるが、公認なのかどうかあやしい。が、ともかく
一級の世界的な遺産が、さわれるくらいの状態で見られる。
いいのかな〜。
アジャンター2
エローラ 続いてエローラの石窟寺院へも行く。石をくりぬいて作ったというからすごい。

インドはどこもそうだが、自然が身近で、ここには霊長類で仲間殺しをするという、ハヌマンラングーン(猿)がたくさんいた。

 たくさん見てまわる行程で次はベナレスへ。見どころは、朝のガンガーの沐浴。私は、前の晩飲み過ぎてホテルからの出発におくれ、なお気持ち悪かった。
 近畿のSさんをはじめ、みんな一団となって町をゆくところ。→
牛の糞を踏まないようにするのが大変。
ベナレス
沐浴1  インドにはあまり動力がない。観光の船も人が漕ぐ。宿酔いが、いっそうひどく、カンジスの流れに胃の中身を戻しそうになったが、そんなことしたら大変ですよね。
向こうの方で荼毘にする煙が見えた。→


↓こういう狭い路地を通ってバスに戻るのが観光コース。らい病(?)の物乞いに皆遭遇する。土産物屋に入って(らされて)やや落ち着きをとりもどす。マサラーティーを飲んだが、気分はあい変わらず。
沐浴2
ベナレス  マトゥーラの博物館も、またすごい美術品が、はだかのまま陳列されている。日本では仏教といばインドのような気がするが、インドで仏教はヒンドゥー教の傍流みたいな感じだ。ガネーシャ(像の姿の神様)は、以来私のお気に入りになって、後にタイで模造品を買いました。
 実はこの旅行の正確な行程をよく覚えていない。ベナレスからアグラへの間にサルナートや鳥獣保護区見学ががあって、うーんと‥‥。
この蛇使いは、何とかいう誰かの霊廟の前で見たのだと思う。ここでSさんが蜂に刺されたんだったけか‥‥と、記憶がおぼろげです。蛇使い 仏像
タジマハル タージ・マハルは、田島ハルなのだそうだ。アクバルは悪バルですね。インドの王帝の話を聞くにつけ、日本の徳川家など慎ましいものだと思いました。左甚五郎は後世に名を残していますもの。タジマハルの職人は二度と同じものが作れないように手を切られたんだそうです。
デリー  最後は、デリーへ。皆でバザールで買い物しようとしたけれど、物乞いやインド人のものすごさに圧倒されて、楽しい雰囲気にはならずにいそいそと戻った気がする。
 私の感想は、カレーはインドより、ラーメンは中国より、日本が一番美味しいと思います。